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[report]5.23「ごろすけ ほぅほぅ」その2

「さぁ、朴の花でお茶を淹れよう。」と声をかけると、「わたしが」「わたしも」と、3,4,5,6歳のこどもたちによるお茶会が始まった。


分厚い朴の花びらを一枚ずつほどき、

湧水を沸かしてそそぐ。

一気に、芳しく漢方のような香が立つ。

赤いめしべも、ぽとん。

少しずつお花の成分が抽出されて色が変わっていく。

湯茶は、まばゆい黄金色に。

こくり。

甘く芳しい味わいは、身体に巡るよう。

しばらく口に余韻が残りました。

「おいしい。」

こどもたちが、つぶやいて微笑んだ。


親子で五感のねっこを育むプログラム、はじめます。名前は「ごろすけ ほぅほぅ」。村のフィールドで季節ごとに、わらべごころをたずさえてひらく親子の時間と場です。
山里では夜「ほぅ ごろすけほぅほぅ」とふくろうが鳴く。聴こえれば春の訪れ。こっちの森とあっちの森から交互に、しゃべっているよう。でも姿はなかなか見えない。見えないけどいる、想像で世界が広がるそんなオノマトペから名付けました。


「ねぇねぇ何か聴こえるよ?!」「私はこの色が気になる。」「ふしぎだな。」
こどもたちは自然の中で発見・想像があふれだす。
こども達の中にある感性の「たね」がふくらみ、育つ未来を描いて、ひらきます。


四季おりおり、山里の空気をからだいっぱいすいこんで、耳をすませて、花のにおいをかぎ、草木にふれる。自然の美しさに目を見はり、野を味わう。
まるで、「こどもの道草」のような自然で豊かな時間を紡いでいけたらと考えています。
出会いの輪がつながり、くらしにも巡るような願いをこめて、四季を通じて。


思い返せば、野や田んぼで遊び、道草をして帰り、わくわくを抱えた幼少期。20歳に訪れた南大東島では、こどもたちが島中を案内してくれて、一緒に音探しをした。子ども達のわくわくに触れた。1ヶ月一緒に過ごし、「こどもの感覚をいつまでも。大人になっても忘れたくない」という気持ちが生まれた。


五感のねっこを張り巡らせる。
夢中になる子どもをそっと見守り、大人も自然にゆるみ、還るひとときを。おやこで一緒に、五感の「たね」を愛でていきたいです。
最初に集ってくださった親子さん、いっしょにつくった仲間たち、村のみなさん、ありがとうございました。

Special thanks to
@bokunara @yu_minm_in @oscaroscar0815 @mi_capiace_u_u @gaelle_kaeru  koshiroさん

2026年5月23日 「親子で五感のねっこを育む『ごろすけ ほぅほぅ』」
写真 望月小夜加 @sayakamochizuki


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