
「田んぼの畦で寝ころぼう、そして耳を澄まそう。」
田んぼに目と耳を近づける。
水面とほぼ同じ高さになる。
地面があたたかい。
草の匂い。
生ぬるい泥。
懐かしい。いつぶりだろう。
これは……学校帰りの道草。
触るのが怖かった蛙。
小さな虫の世界。
せせらぎ。
6歳の私が見て感じていた世界が、鮮明によみがえる。

どうして今まで、畦に寝ころべなかったんだろう。
「耳をひらくと、閉じていた身体や五感もひらいていく。
さまざまな音を感じる。目も、耳も、肌も、鼻も。
すべての感覚で、よどみなく世界を感じることが
とても新鮮だった。」
(参加者さんの感想より)
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26.6.1「耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ ― いのちのうた声 編」
