Profile
● 音を通じて「人と自然」、「人と地域」、「人と人」の関係性を紡ぎ、未来へ音風景を継ぐ
岩田茉莉江/音風景研究家・おとたまり主宰
Marie Iwata /Soundscape Designer and Fieldworker
Founder of OTOTAMARI
奈良県出身・在住。2003年南大東島で音に魅かれ島民と展示物『南大東島音たまり(島まるごと館収蔵)』を制作、2006年「World Forum for Acoustic Ecology 弘前」で発表。「海鳴りの聴き方」を軸に島のコミュニティ・サウンドスケープを研究。2007年大阪市立大学大学院文学研究科アジア都市文化学専攻前期博士課程修了。 2005年より地域独自の音風景を調査し、耳を澄まし聴くことで、身体感覚・想像がひらかれゆく『耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ』を全国各地で行う。 一方で2007年から2015年まで環境コンサルティング会社にて、企業や行政の環境政策・環境教育・CSR活動の企画・運営・ファシリテーションを行う。2018年南大東島の音絵と音源集『うみなりとなり』を共同発表。 現在、奈良の山里に暮らしインタビュー・聴察・研究を重ねる。「音絵暦」「奈良の音の歳時記」等を制作し『音さんぽ』で表現する。パートナーの空間デザイナー鈴木文貴(やぐゆぐ道具店)と共に『おとたまりハウス(仮称)』を構想中。
Born and living in Nara Prefecture, Japan. In 2003 she was fascinated by the sounds of Minamidaito Island in Okinawa, collecting the sounds of the island with the islanders, creating a sound exhibit "Minamidaito Island Ototamari" at the Visitors Center of the island,Shima Marugotokan. She continued her research on the soundscape of the island centering on "sea roar" and completed her master course in 2007 at the Department of Asian Culture & Urbanism of the Graduate School of Literature & Human Sciences, Osaka City University. One of her prominent publications is "People and Nature in Minamidaito Island" (chapter contributor, Nampo Shinsho Co., Ltd.). She often carries out "Sound Walk (Otosampo)" events that make participants to feel the peculiar smell, scenery, taste, winds and sounds of the area. In recent years, she creates art works through undertaking field works, interviewing people who meet in various places, gathering soundscapes and making sound drawings.
● 耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ
土地の記憶として眠る「音」
今この瞬間、季節に聴ける「音」
言葉から想像する「音」
私たちは日々刻々と移ろう音風景の中にいる。耳を澄ますことで「聴く」感覚に集中していく。一瞬を繊細に捉える聴覚から、匂う、触れる、味わう、見る、五感全てに波及し身体感覚がひらき始める。時に潜在的な記憶や想像をよびおこす。感覚的に風土に触れることで、土地、時間、自分を身体の奥底から深く感じる。偶然出逢う村人や生き物、天気、ゲストの感性の共鳴、自由自在に変化するオリジナルプログラム「音さんぽ」です
● Work: 地域、自然、五感にまつわるプログラムの企画・実施、展示、講演、執筆等(以下、一部抜粋)
- 四日市市制111年事業 四日市の音風景 「音の出る地図作りワークショップ」2008
- 『南大東島の人と自然』(株式会社南方新社)第一部 第四章に「音風景」を寄稿 2009
- トラディショナルタウン鎌倉 「耳をひらき音で遊ぶ 鎌倉音さんぽ」2010~
水無月report⇒
五月report⇒① ②
霜月report⇒
文月report⇒① ② - 岐阜大学・十六銀行産学連携プロジェクト~シニアのためのくるるセミナー~ 「自分の記憶の音風景を辿る」2011~2012
report⇒ - 日間賀観光ホテル 1泊2日リトリート 「日間賀島へわたってからだチューニング」(協働:lily、Naoto)2010、2012
DM⇒
report⇒① ② - 犬山こども大学・自然教室 「森の音えがいて演奏」「いのちのおとひろい」2010~2013
report⇒① ② ③ - positive food cafe bou 「川名で耳をすまして音で遊ぶ日 おやこのおとさんぽ おとなのおとさんぽ」2012
- rhythm.warp* 「大須でみみびらき」2012~2013
report⇒ - 奈良県立図書情報館 企画展「OCICA-石巻牡鹿半島 小さな漁村の写真展-」
関連WS「オノマトペの森~においとおとでめぐる牡鹿半島~」(協働:一般社団法人つむぎや 友廣裕一、美術作家 井上尚子)2013
DM⇒ - 日本サウンドスケープ協会20周年展 千葉県立中央博物館企画展『音の風景〜うつりゆく自然と環境を未来に伝える〜』 サウンドスケープの教室「森の音さんぽ」「みみ と み展」2013
- 日本サウンドスケープ協会20周年記念例会 フォーラム 「サウンドスケープのこころ2-音と環境、音と教育-」(協力:浜松市)2014
- rhythm.warp* 「津島音さんぽ」(協働:Stilllife 津田貴司・笹島裕樹、日栄一雅 協力:津島神社) 2014
- 公益財団法人 日本自然保護協会 みなかみ町 道の駅たくみの里 「森のめぐみの音さんぽ」2014、2015
report⇒ - 山里生活体験推進委員会 「~耳をひらいて音で遊ぶ~ 山県音さんぽ in北山地区」(岐阜)2014~2016
- 山県市北山公民館「地域のみなさんと歩く音さんぽ」(岐阜)
- 名古屋市緑化センター 「つるま公園音さんぽ~耳をすまして音であそぶ日曜日」2013、2014
- エコギャラリー新宿区 「音で自然を感じる!中央公園の音マップづくり」2015
report⇒ - 東京都中央区立環境情報センター 「音で旅する夕べ~自然の音をきく」2014
- 東京都中央区立環境情報センター 「音さんぽと音マップづくり in 浜離宮恩寵庭園」2015
report⇒ - 公益社団法人愛知県都市整備協会、(株)フルハシ環境総合研究所「音さんぽ 耳でハッケン!自然の世界」大高緑地 (協賛:東邦ガス)2015
- 公益社団法人奈良市観光協会「奈良 世界遺産 春日山原始林さんぽ 神山をきく~音、彩、形、雨の森、涼編」(協働:BOKUNARA)2015~
- 奈良町にぎわいの家 つし二階 アート展 第一弾「おとたまりー奈良の音もよう」(コーディネート:奈良アートプロム)2015/10/30-11/29
- 奈良町にぎわいの家 つし二階 アート展 第三弾「たんすのなかにいれたもの drawer into the soundscapes」(コーディネート:奈良アートプロム)2016/2/5-3/27
- 飛鳥デザインウィーク事業推進協議会「橿原神宮の森で、耳をひらく音さんぽ」2016
- 公益社団法人奈良市観光協会 「耳をひらき 音に浸かる 奈良町音さんぽ」モニターツアー 2017
- 大字武蔵・むさし活性化協議会 「見て、聞いて、歩いて 楽しむ 十津川村 武蔵おさんぽマップ」音コラム執筆
- 沖縄南大東島の音のCD・音絵作品「うみなりとなり」発表(協働:柳沢英輔)2018
- 南大東村教育委員会「音と音のはなしをきく」講演会とちょっとゆんたく。 「音をきく→みる→とる ワークショップ」 (協働:柳沢英輔)2018
- Internet Radio on ゆめのたね放送局「こっからパーマカルチャー」personality:MAYA 2018
①前編30min ②後編30min - 奈良県奥大和移住・交流推進室『MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館 2021』曽爾エリアに作品参加 「そにおとたまり Soundscape of SONI」2021/10/9~11/28
- しだのすみか 木下茉実主催「 耳をひらき 音で遊ぶ 音さんぽ 吉野山〜シダの音風景〜」2021/10/17 ≈
- 奈良県立大学主催「地奏 -CHISOU-」vol.2 企画・実施(協働:listude) 実践型アートマネジメント人材育成プログラム CHISOU プログラム1「感覚」プロジェクト 2021/11/13-14
etc.
● Contact:
お問い合わせ、お仕事のご依頼、お便り、音風景やお知らせをお届けする「おとたまり通信」配信ご希望の方はこちらまでお願いします。
→info[アットマーク]ototamari.net([アットマーク]を「@」に変更ください)