© 2009 ototamari

天川は洞川へ

石垣が続く旧林道を抜けて

天川村の洞川に着いた

のは夕方17時。

川を挟み宿や家が並び赤い橋がかかる洞川。

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私は早速、あの人に会いに出かけた。

2年半前、洞川に訪れた時、夜の0時を超えていた

「今から帰るのはもう遅いから ・・」

と言っておうちに泊めて、奈良の郷土料理である茶がゆを炊いてくださって、

夜通しお話をしたちさとさん。

おうちへ向かうその途中、私が橋の上から川をのぞきこむと、

[pashaspahsapashapashabashasabashapasha]

としばらくの間、水面が音を立てて波打った。

何かと思った

ら、何匹ものニジマスたちが私の影に反応したみたい!

私の影とニジマスたち↓↓

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 その夜、イタドリの摘み菜から帰ってきたちさとさんは

私たちが泊まる宿に会いに来てくれた。

変わらぬ、元気な声で、おしゃべりした。

○○○

次の日の朝、

6:00に起きて龍泉寺へ

法螺貝の音を横に、

山を登り吊り橋へ 

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吊り橋の向こうはずーっと山道に続いている。

気になったけど、法螺貝が気になっていたので行くのはやめた。次回。

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すっかり日が昇り、龍泉寺へ降りていくと

護摩焚きが行われていた。

行者さんが修験を終え、

その煙と共に

ヒノキの葉がパチパチパチと燃えゆく音と

お坊さんが吹く手慣れた法螺貝の音

が天に昇る。

 私は山々の風景が水面に映り、

空気も水もスキトオルようなこの龍泉寺

がやっぱりすきだ。

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               つづく

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