石垣が続く旧林道を抜けて
天川村の洞川に着いた
のは夕方17時。
川を挟み宿や家が並び赤い橋がかかる洞川。
私は早速、あの人に会いに出かけた。
2年半前、洞川に訪れた時、夜の0時を超えていた
「今から帰るのはもう遅いから ・・」
と言っておうちに泊めて、奈良の郷土料理である茶がゆを炊いてくださって、
夜通しお話をしたちさとさん。
おうちへ向かうその途中、私が橋の上から川をのぞきこむと、
[pashaspahsapashapashabashasabashapasha]
としばらくの間、水面が音を立てて波打った。
何かと思った
ら、何匹ものニジマスたちが私の影に反応したみたい!
私の影とニジマスたち↓↓
その夜、イタドリの摘み菜から帰ってきたちさとさんは
私たちが泊まる宿に会いに来てくれた。
変わらぬ、元気な声で、おしゃべりした。
○○○
次の日の朝、
6:00に起きて龍泉寺へ
法螺貝の音を横に、
山を登り吊り橋へ
吊り橋の向こうはずーっと山道に続いている。
気になったけど、法螺貝が気になっていたので行くのはやめた。次回。
すっかり日が昇り、龍泉寺へ降りていくと
護摩焚きが行われていた。
行者さんが修験を終え、
その煙と共に
ヒノキの葉がパチパチパチと燃えゆく音と
お坊さんが吹く手慣れた法螺貝の音
が天に昇る。
私は山々の風景が水面に映り、
空気も水もスキトオルようなこの龍泉寺
がやっぱりすきだ。
つづく