いよいよ台風がくると予報ではいいますが、
ならばその前に現地入りしようと岐阜駅からバスに乗って
どんどこどんどこ向かいました。約1時間30分。
ここは岐阜県の山県(やまがた)市。
山が深く、谷あいの集落。のびーーーーーー。
だんだんだんと雨が激しくなり、
ついに、どしゃぶりの大雨/////
でもでも、下見をしたいと車でまわる。
その最中、前方で傘もささずカッパきた人が何やら作業している。
なんと、おじいちゃんが横たわった鹿をさばいている !
大きな大きな鹿だ。
車をとめて
「どうしたんですか?」
「鹿が穴にはまっとったんで、さばいているんや。」
濁流の川に肝を次から次へと投げ入れる。
一人で家へ運ぼうとする。重すぎて難しい。
私たちが乗っていた車の後ろにつなげて、ひきずってようやく家の庭に運び込んだ。
「ありがとうなあ 助かったわあ」
真剣な顔が笑顔になった。
「家におあがりー」
ちょこっとおじゃますると、
家の中には鹿の毛皮や立派な剥製が並んでいる。剥製も自分で作るんだそう。
おじいさんはこの地域のべてらん猟師。
こうして、「山県には山から命をいただいて暮らしている人たちがいる。」
ということ。
ちょこっと垣間見えた下見でした。
いよいよ、これ以上、外は危険・・!
なので、室内で打ち合わせ。
「この地域の地図はありますか?」
「ないんですー」
ということで・・・主催者の山口さんがかいてくれたここ神崎集落の手書き地図↓
ふむふむ。気になるところが沢山○○○
「明日、行ってみましょう!日の出5:09に。」
とまたむりなお願いに「つきあいますよ~」と、一つ返事の山口さん。
~翌朝へつづく~