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山県下見:台風最中

いよいよ台風がくると予報ではいいますが、
ならばその前に現地入りしようと岐阜駅からバスに乗って
どんどこどんどこ向かいました。約1時間30分。
ここは岐阜県の山県(やまがた)市。

山が深く、谷あいの集落。のびーーーーーー。

だんだんだんと雨が激しくなり、
ついに、どしゃぶりの大雨/////
でもでも、下見をしたいと車でまわる。

IMG_3849

その最中、前方で傘もささずカッパきた人が何やら作業している。
なんと、おじいちゃんが横たわった鹿をさばいている !
大きな大きな鹿だ。

車をとめて
「どうしたんですか?」
「鹿が穴にはまっとったんで、さばいているんや。」
濁流の川に肝を次から次へと投げ入れる。

一人で家へ運ぼうとする。重すぎて難しい。
私たちが乗っていた車の後ろにつなげて、ひきずってようやく家の庭に運び込んだ。

「ありがとうなあ 助かったわあ」
真剣な顔が笑顔になった。
「家におあがりー」
ちょこっとおじゃますると、
家の中には鹿の毛皮や立派な剥製が並んでいる。剥製も自分で作るんだそう。
おじいさんはこの地域のべてらん猟師。

こうして、「山県には山から命をいただいて暮らしている人たちがいる。」
ということ。
ちょこっと垣間見えた下見でした。

いよいよ、これ以上、外は危険・・!
なので、室内で打ち合わせ。

「この地域の地図はありますか?」
「ないんですー」
ということで・・・主催者の山口さんがかいてくれたここ神崎集落の手書き地図↓
IMG_3838

ふむふむ。気になるところが沢山○○○

「明日、行ってみましょう!日の出5:09に。」
とまたむりなお願いに「つきあいますよ~」と、一つ返事の山口さん。

~翌朝へつづく~

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