翌朝は霧雨の本祭り。
村の氏神さんである垣内の森へ参る。
茶畑のアマガエルが「kororo roro rororo」
歩いて20分くらい。
皆で作ったという新しい橋を二つ渡り、
猪が身体洗うぬた場をこえて、転げそうな急な山道を下る。
着いた!
石段を上がると大きな大きな杉の御神木に抱かれる場。
見上げると杉葉から滴る雫。蛙声が響く。
「ぱんぱん」ご挨拶をして、
昨夜と同じくお神酒・大根葉の和物・枝豆をいただく。
「昔は垣内の森でお酒飲んで、ご飯を食べた。
お酒が回って、かまぼこやら高野豆腐やら手に持って
道中にひっくり返って、家に帰った頃にはのうなってた 笑」
帰りは3人の頭屋さんが尻尾となり、はぁはぁ言いながら坂を登る。
「おじぃさんらよう、歩いてはったな。」
その一言に尊敬と感謝の念がぐっとこめられる。
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