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[report]11/17-18Kamakura soundwalk

亀時間の晩御飯

べじすきやき:豆腐に車麩、お揚げさんがぐつぐつ。

横殴りの雨:////////

亀時間をつたう雨:からからとんからとん

激しい風:びゅーーーーーー

傘折れる:ばきっ

と、土曜日は嵐がきたかのようによく降りました。

 迎えた日曜日。

その雨雫が散歩する先々でこんな風に聴かせてくれるとは…

7:08

江ノ電に乗って

甘縄神社へ。

今日は昨日よりもよくきこえる。

雨上がりで空気が澄んでいる。

教えてくれたのは、社の西側の岩壁に育つシダ植物から岩へ、岩から岩へ、岩から植物へと渡り落ちる雫の音。

みんなで岩壁に耳を近づけてみますと…あらほんと、かすかに水音がきこえてきます。

お稲荷さんから続く水路でも流るる水音。

18人の声に集中して。自己紹介も目を閉じたまま。

 鳥居の横道を登っていくと、そよ風でヤツデやクスやら色んな葉がなりだす。

海も見えますよー

ぬかるむ泥の上、そっと歩み、

水たまりとびこえ、

辿りついたのは、見事なる大仏の切り通し。宇治さんがその成り立ちを説明してくれます。

切り通しの前で記念の一枚。これを刀で削ったっていうんですから、想像するにすごい人力。

やぐらの前で風を待つ。

最後はここ、常盤邸跡で過ごします。

11月とは思えないくらいぽっかぽか。

草むらから聴こえてきたのは…

い・び・き

 

目の前にいた虫の会話。「なんだよー」って話しかけられた。

思い出したのは実家の新潟の雪降る音。

「ぱさっぱさっ」と夜きこえて、朝カーテンあけると雪が降っている。懐かしいな。

夜ストーブをつけると、金属がちぢむ音で「ちんちんちん」。

途中でねちゃって、蜂かな。旋回するんですよね。それが印象的。

懐かしい音は、一番最初の飛行機の音。こどものころから変わらず「あぁこれだね。大好きです。」

私はきこえた音をかいてみました。上できこえたのが「ゴー」とか飛行機の音とか山のほうからは「きーきーぴい-ぴい」

自分からみて左のほうは救急車、車の音、自分のまわりに虫がとぶとくるっと円をかいて、自分の息。

隣でゆうさんがねていたのでいびきがきこえてきました。

茶色と緑のシダがあるところできいてきたのですが、

文字で表現すると「すーぴたっ」

色は見た目をの色をかいていて、違うな違うなと。最終的に青と赤と感じた色てあらわしてみた。

緑の絵を描いてみた。みんなの足音。誰かが寝ている声。朝露がだんだんあったかくなってなくなる音がちょっときこえた。

pushu

 *

石に寝ていると、風か近くの川かお水の音がきこえてくる気がして「ぷちぷちぷちぷち」「ざーざー」水分の音。空気の感じがさらさらしていた。懐かしい感じはこどものころによくこういうところ、田んぼの畦とかで遊んでいたから。ぽかぽかしていたこと、風がさらさらしていたことをすごい思い出す。いつもは音がいっぱいあるところにいるので、しーんという静かな感じが好きなんだな。

車、飛行機、、、文明の音がきこえなくなっていって、だんだん自然の音に耳がひらいていった。

動きの音がきこえないかなと思って観察していたら、いっぱい生えている草に風が吹くとまるでおしゃべりするような感じで動いて「わやわや」がきこえて、雲が流れていく「すー」てきこえた。歩くと「ざくざく」ってきもちいい音がきこえていた。両親が新潟で帰るとすごい静かで雪を踏みしめる音だけがきこえるこどもの頃を思い出した。

夢をみていたそのうちにいろんなものが顔にあたり始めてはっぱが風をかわす「ささささ」がきこえて、

太陽があたるとはっぱも「すいー」って気持ちがいいような音がしていた気がする。

「ぶんぶんとやぐらと知らずいびきたつ」

横になったら葉っぱの下に頭がいって下からなんだかしらないけど「ぷつぷつぷつ」という音をきいていた。

今日はいろんな道を歩いてきてチップの道は今までと感じる音が違うなぁという気がしてうまくまとまらない気持ちを詩に。

「木(こ)の道」

さくさくでもないよいうな

ざくざくでもないような

ふかふかでもないような

きしきしでもないような

ぽふぽふでもないような

でも そんな気がする木の道

きこえてきた音の方向を描いた。

横になったのなんて、いつぶりかなぁと思い出した。

すごい音がみずみずしい。

いびき、鳥の声がきこえてくる中で

ある時からどっかにいくような感覚になって「ぷつぷつ」という音がいろんなところからきこえてくる。

*

*

地面から空まで場や時をいったりきたり、きく音の先が深まっていく。

みなさんの音風景を旅するような気持ちになる。

 朝4時起きで来てくれた人、前日雨の中来てくれた人、

春の音さんぽに大きなお腹で参加して

生まれた赤ちゃんを抱えてお昼に来てくれた人・・・・・

こうして、初めての人どうしが出会って歩く。

色とりどりの感性を分かち合って鎌倉での記憶、自分の内なる記憶が重なる。

あなたの耳にどんな風にきこえたかな。

と同時に次はどんな風にきこえるのかな。

記憶がよみがえるその日まで

静かに耳は秘めています。

さぁさ、次は

5月の頃にかまくら音さんぽにでかけましょうか。

special thanks to

*

トラジショナルタウン鎌倉/cordinate

亀時間/guest house

ソンベカフェ宇治香/guide

木村雅章/photo