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[レポート②] 鎌倉音さんぽ in 文月 2014.7/13 朝比奈切通し

日曜日の朝、亀時間の朝。
6時過ぎに出発。いざ、朝比奈切り通しへ19人で向かった。

夏は初めての鎌倉音さんぽ。
by masaphoto by kamejikan masa

十二所神社に着いたら早速、朝ごはんいただきます。
野菜がおいしい!亀時間お手製朝ごはん◎
by masabumi kimura
腹ごしらえしたら、さあ出発!

右手に上に咲くヤマユリ。
by masabumi kimura (2)

朝比奈切り通しに入るとやぐらの岩壁のせいか、すぐ裏を通る道路の音が少し遠くへ。
by masabumi kimura (4)

岩壁に反射して響く美しい鳥の声。
by masabumi kimura (6)

聴く人ぞ聴く、苔つたう水音。
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川の流れが深い滝壺へこぽこぽともぐる水音。
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ほーほけきょお? 
川の音がドミソドレミドミソにきこえて
こっとんぽーんこっとんほわわわん 上の方でしょろしょろしょろ

水の合奏会水の音がいい音がきこえるところ
ぐるぐるがらがら からんころんからんころん
上を見上げてきこえる風の音
水の音って五十音にうまく合わせられなくて・・・じょろろろになった。
音が集まっている感じ ぽろぽろぽろー落ちる瞬間はぴちゃぴちゃ 
草を踏む音 かさ 水の音 ぴちゃ かさ ぴちゃ ぼちゃって落ちた

ひざしの音
水の音が印象に残っていて、気に入った色 茶色と青色で。
あめんぼの動きがダンスしているかのよう そんな音まできこえてくる・・・
by masabumi kimura (5)

by masa

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白と黄色。ほつほつ ほつと花咲くヤブミョウガが入口。
ここは熊野神社。

by masabumi kimura (17)
みなさんが境内のあちらこちらにとけこんで、音を描いていた時こんな音がきこえていました。

by masabumi kimura (16)

by masabumi kimura (1)

音もようを表した時には、自分の採取する音と人の採取する音の違うこと!
ひとつひとつの感覚に共感しつつも
なんてなんてこんなにも多様なんだと、
聴き方をシェアした後に
音が彩られ
きこえ始める。

ぶ-んぶ-ん 虫の音。
高音の鳥の鳴き声はポップな色づかいで。
夏の始まりを感じるニイニイゼミの鳴き声。
まちから熊野神社に上がってくる祭囃子の音。
木をつつく 鳥のこんこんこん。どこから長い棒をもってきて地面をこんこんこん。
ドレミファソラシドラソラシドと作曲。
花の蜜を吸いに来た羽音。
枯葉が蜘蛛の糸で風でくるくるまわっていた。いくつもぶらさがっていたらきこえるだろう音。
人が歩くしゃくしゃくしゃくという音。
針葉樹を通るきこえないけどちょっときこえる葉音とまじった風の音は丸い石を床をなぞる
これらを白い紙におとしこみ、その音もようを
楽器で表現する。
木の枝とドラムのベースとシンバルみたいにならす。
葉で神社の石をなでる。
蝶がとぶ音をスケッチブックでわさわさとならす。
しーんとした心の音がきこえた。石をカーンと鳴らし、余韻を聞く。
静かな中に水が滴る音、鳥の声が映える、石と石を打ちならして間を感じる。
収穫物(梅)が落ちる音を梅をこすってかいた。すーとっとっとっとっとっと
本当に梅を落とした。

by masa

by masabumi kimura (9)

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自分の体の中にとりこまれ
た音を奏でる即興演奏会。

演奏が始まると共に降り始め、終わると共にやんだ
小さな小さな雨つぶの音とともにお聞きください↓

最後に宇治さんより苔のお話を聞き、
by masabumi kimura (14)
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朝比奈切り通しよりも前の時代に作られた
古道を歩いて帰りました。

夏の空気とにおいと音をいっぱいに浴びた音散歩でした。
音を浴びて自分の耳が集中する感覚をおぼえて
色んな音が耳に入ってきだす’瞬間’に出会う。
ききさがして
どんどんどんどん
自分の感覚を頼りにきく’瞬間’。

今回、ご参加くださった
とことこ、ぴちゃぱちゃ、ぴしゃぴしゃ、しゃらしゃら、まったり、ギンギラJO!!、
ぼちぼち、すっぽり、ジョバジョバクスクス、ざぶーん1号、ざぶーん2号、
とんびーり、なっしー、しゃりー、ふらぼわ、カンジ―、ノール、やっべー、メロヘロ、まるんさん、
すてきな音表現をありがとうございました。

by shinichi yamaguchi (9)

撮影:木村 雅章 (Photographer http://kimura-masabumi.tumblr.com/)

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