三重県河原田町に通う放送部の女子高校生たちを対象に耳を研ぎ澄ませ、音マップを作るワークショップを行った。
最近、取材で聴感覚を忘れがちだと言う顧問の先生。
〇センターを出発して竹林公園まで20分ほどの道のりで 耳を研ぎ澄ませ、カードに書き留めていく
〇竹林公園で 行われている炭焼きグループの方をインタビュー。〇竹について少し知が深まり、ひととき竹林の音風景に身をおく
〇センターへ帰ってから書き留めたカードをマッピングしていく。。。
彼女たちの耳は
その音の違い、空間による聴こえ方の違いを
しかと、聞き取っていた。
道を歩いていて家の並びがなくなると 風がぬける音がした
電車の音が遠くにきこえる 近くにきこえる 距離の違い
蝉の鳴き声 竹林できくと 「もわもわ した聴こえ方 うるさくなくてよい気分に」
竹の筒に耳をつけてきく その音は水の移動する音「生きてるやん!静かにしないときこえない」
チチチチチチチ トリの声 「上から下からいろんなところからきこえて違う空間にいるみたい」
サワサワ キーキー ぎーぎー バタバタ「木の種類によってきこえる葉の音が違う」
そして、音源の形にカードを切り抜いたり、
カード一面ぎっしりとその音を書き詰めたり、
独自のアイディアで表現を重ねる。
また、新しい聴き方とその表現に私は驚き、唸った。
これからもその感性を持ち続けて!ね