ここは近江八幡にある昔ながらの銭湯「共同浴場」
地元の人ばっかり。
お番台におばちゃん。
下駄箱は木製の鍵。
脱衣所のロッカーはステンレス製の鍵。
この鍵が、お風呂場のタイルにおく時の 甲高い 響きが いいの。
そして、湯船の形がおもろい。
真ん中に1枚しきりのある大きなお弁当箱のような形。
そこで、こんな会話。
garagara–
「170円です。」
garagaragara–
「こんばんは~」
「どこからきたん?」
「この村にこんな子おったかな おもた」
「あんた、石鹸もってないやろ」
「ならこれつかいー シャンぷこれで リンスこっちな」
「このお風呂ええやろ」
「あと12分!」
「ここ10:00でおわりやから」
「でもすっかりつかってきー」
garagara–
「この自転車できたんか?」
「とちゅうまでいっしょや」
「まさこさんに会ったってみなこさんにいうとき」
「またであおなー」
「おやすみ なさい」
また入りにいこ。