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[report②]5/12-13鎌倉音さんぽ

                                   

八雲神社の裏道から山へ入る。

  見晴台に到着。

  富士山を眺めながら朝ごはんなんて、初めてで嬉しかったな。 

 9時 おなかいっぱいになったら。

   見晴台の東西南北、好きな各方面にて

   音と向き合い、その感覚を手でなぞります。

 

 音の大きさや方向を分析して描く人。
 あらゆる音を聞こえるがままに筆を走らす人。
 ウグイスの鳴き声と鳴き声の重なりをきき楽しむ人。  

 聴き方を共有してみると、自分にない感覚に出会える。 

 では、みなさん描いた音もようを手にならんで~!

 素で適なえがお !

 おなかのあかちゃんにもきこえてるかな?道行く森の音。

 この道は目を閉じて歩いてみよう。

 落ち葉がふかふか、シイの花の匂いにも包まれる。

 腹切りやぐら、東勝寺跡、材木座に流れ込む滑川を経て・・・

 最後は、
 青梅聖天社に辿り着きました。

 宇治さん曰く、

 「鎌倉将軍が病気になった時、季節外れの青梅を欲しがり、この社の梅に突然青梅が実りました。

 その梅を将軍に食べさせると、病気が治ったそうな。」

  四つにわかれて今日の音を拾い集めた素材を並べてみる。

 

その音を楽器に置き換え、 4つの演奏がくりひろげられました。

 

 「春の音さんぽ」

 どつん  すー   とん  とならべられた 自然の落し物。

 右上のヒノキの葉が出ている大きな木の皮は’宇治さんの声’だそうな。

        

           

        

 
 「春の生き物の声」

 タンポポの花や葉や木の実をあしらって山や地面、森ができていた。

 まるで、風景画のようになりました。

        

        

 「はる」

 ● ● ● と鳥の鳴き声がきこえてきそうな実の並べ方。

 連なる枝と葉で鳥や色んな生き物の音をあらわしているそう。足音も。

         

 

                            

  「満ちる」

 並ぶ色とりどりの葉っぱは鳥の声
 丸い木の輪は風の音。          

 一音一音思いを込めて演奏する。

 
 

基調音とそれをとりまく音たちを奏でた見事なる即興演奏に感動の涙が出た私。
その音源はうまくとれておらず、ごめんなさい。
みなの記憶の中に・・・

今回もみなさま、早朝から、前日から、いっしょに歩いてくださりありがとうございました。

亀時間まさオーナー、おいしいごはんとあたたかい寝床をありがとうございました。

毎度、みなの笑いを絶やさないガイドの宇治さん(ソンベカフェ)ありがとうございました。

ナイスコーディネートのトラジションタウン鎌倉のかとち、すずまゆありがとうございました。

ここにのせきれないくらいすてきな写真をいっぱいとってくれた内山ひろみさんありがとうございました。

ナリワイの伊藤洋志さん、また一味、違う視点でご報告、ありがとうございました。

 地球のココロ→http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-1563.html

 きてくださる多彩なみなさんと協力していただけるみなさんのおかげさまで出来上がる「おとさんぽ」は

たとえ同じ道を歩こうと、同じワークだろうと、同じ季節だろうと、やっぱり、毎回、新しい音景色です。

演奏や音もようの表現、みなさんの言の葉は

はるか私の想像をこえ、そんな時間に心から揺さぶられて、

これからも思いのかぎり、続けてゆけたらと強く思うのです。

次回は・・・秋深き鎌倉、東側のお山に登る?! の予定。お楽しみに*

 

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