季節折々、身体感覚を徐々にひらいていくワークをしながら山をゆったり歩くさんぽツアー。 BOKUNARA 杉山拓次さん、 奈良市観光協会さんと続けてもう7年目〇
今回は春分に、春の芽吹きを感じながら歩きます。
ふわっふわっイワガラミの芽吹きをみつけた!ここで春をスケッチしましょう。
私達のそばで ひらひら ひらひら モンキチョウが飛んでいました。蝶と化したんですね。
みみのたいそうをして、人間がその場と一体となると鳥は鳴き始めます。
イカル・ヒヨドリ・・・いくつもの鳥のさえずりが聞こえてきます。
耳でも春の訪れを感じていました。
ここは水が流れる谷間。みんなでいっせいに声や手で音を出して谷の響きを存分に感じました。 お腹の底から声を出すと気持ちいいです!
ここで寝ころんでいる人は見たことない。でも立ち止まり耳を澄ますと今までとまた違う風景がみえてくるんですよね。
「gyo——————————————-n」ちょうど、興福寺さんの12時の鐘が打ち鳴らされる中、清水のせせらぎにひたる。
きらきら光って出迎えてくれたのは満開の藪椿〇
山の中で大樹を眺めながらお昼ご飯。酢飯に和のおかず。今日の気分に合うのです。美味しい〇ミジンコブンコさんの「コン堂謹製 いなりちらし」。たっぷり腹ごしらえ。
つつじが つつじが ついに 咲いた!
十八丁を越えて、棚田のようにおりてくる苔の上にいっぱいの胞子たち!うっとり。
若草山頂に着きました。こーんな景色の中、みんなが見つけた春をわかちあいましょう。
奈良時代から変わらないような風景。おりてくるとほっとします。
いつだって足をのばせば奈良の自然はすぐそばに。
私達は日々変化する春日山の「今」を身体の感覚を澄ましていくことにより、感じとり日常に巡らせてもらえたらとの思いでプログラムを組んでいます。そんな思いが届いた!と感じるご感想をみなさんからいただき嬉しかったです。
「一人で参加だったが、みなさんとお話できたのが何より楽しかった。みなさんの感じた絵をシェアでき、春分の日にいい経験ができた。」
「奈良はわりと来ていたつもりで初めてまわるところでした。木にも花が咲くということを生きていて初めて知りました。苔を見つめていると、生きているということはすごいことなんだな。雲が空を流れていくのを見たのは何年ぶりだろう!」
「寝転んだ時、いかに自分が騒音の中で暮らしているのかに気づいて、お二人のガイドによって、きいてみてさわって五感をとぎすませることによってもっともっと得るものがある。ふだん自然に触れようと行ってもそこまで味わいつくせてないので、術を教えていただいた。」
「私も今日は自然の中で寝っ転がる経験をさせていただいて、興福寺の鐘の音と贅沢な時間・・・自然の中に包まれている感覚になれたのが嬉しかった。色んなものが芽吹いているのが、冬の間ずっと縮こまっていた子が一生懸命に春になって芽吹く力強さを感じられました。」
「このツアーに参加すると気持ちがゆったりと和んでくるのと、耳を澄ますような感じになってくるのですが、時々でもいいからそういう体験をしていきたいと思うのでこれからもツアーの企画をぜひお願いいたします」
こころにしっかりといだき、次へ次へとつなげます。
ありがとうございました。
またご一緒に歩きましょう!
2021年5月29日(土)、 9月19日(日) 夜編
詳細click→神山をきく 奈良 世界遺産 春日山原始林さんぽ 夜編 | 奈良市観光体験予約サイト (narashikanko.or.jp)
2021年7月22日(木・祝) 涼編
神山をきく 奈良 世界遺産 春日山原始林さんぽ 涼編 | 奈良市観光体験予約サイト (narashikanko.or.jp)
2021年8月22日(日) うぐいすの滝編
神山をきく 奈良 世界遺産 春日山原始林さんぽ うぐいすの滝編 | 奈良市観光体験予約サイト (narashikanko.or.jp)
お会いできること、楽しみにしております。