十五夜の明かりを浴びた翌日🌕
初めての方達と村の初めてのフィールドへ。
「pachi *pachi* pachi* pachi」
出発の時、窓の向こうから聴こえてくる。
雨降り前、あちらこちら、煙が上がる。
「け け け け」
「kog kog kog kog」
急に蛙がそこかしこで鳴き始める。
あぁ 雨が降るんだな。
何よりも確かな音の知らせ○
多様な蛙声を聞きながら坂道を登っていく。
昔道を降りると、森にすっぽり包まれたひっそり湿地。
さぁ、声で出会う自己紹介。
「こんコロコロコロ」
「ガラガラぱんぱん」
「たーんたん」
「ぎゅぅ」
「ゴロスケホウホウ」
それぞれの音風景が浮かぶ。
そして、耳のたいそうをしましょう。
どんどんどんどん 透明になっていく。
幾重もの虫の音に包まれて
柔らかなせせらぎ。水の音がはじける○
まじわりできた感性の一枚。
朴葉のにおい、イヌタデぷちぷちの手触りを届けてくれた1歳9ヶ月さんの感性にも驚かされる。
目をとじて一列に歩く。
「手が触れていると音が聴こえやすい」
みなさんが奏でた音は水の音、虫の音、葉擦れ音、水の音、人の気配、声・・・・
自分と人のはざまに生まれる「間」「音」を感じる時。
こちらよりお聴きいただけます👂↓
https://soundcloud.com/ototamari/230930osmanthus-impro
ototamari · 230930osmanthus Impro
ちょうど始まりと終わりに雨雫が空から「ぽつ ぽつ」。
どこか旅をしていたような・・・
秋分、またとない空間・時間・感覚を共有できたみなさんにこころから感謝を込めてまして。
#第149回 #耳をひらき音で遊ぶ音さんぽ
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